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前回、とにかく友達の家のビデオに依存して、まるでそこの家の子の様になってしまった明瀬ですが、その後にとうとう我が家にビデオがやってくる日がやってまいりました。
そして、恥ずかしながら最初に録画したものは「大戦隊ゴーグルファイブ」の第一話。
これ位しかやっていなかったのです。そして、これも見倒しました。
今まで、同じ作品を何度も見るということは殆ど考えられない時代でしたので、一回の放送が全てだったわけですが、この頃まではとにかく何度も見たわけです。
そのうち近所のお兄さんで、やはり特撮好きの方がいて、これまたすごいコレクションをもっておられまして…。
当時ほとんどの作品が見れるようになったのはビデオ様様でありました。古くは昭和30年代の作品から最近(当時のものです)まで、分かる人にはわかる話ですが、「白獅子仮面」とか、「電撃ストラダ5」とか、よっぽど見れない作品以外は全て見れる状況を作りだしたのです。
その当時友達になった方々は、いまでも会うとその頃のことを懐かしく思い出すのですが、とにかくこの頃は動かないと何も見れない慢性的特撮飢餓状態。この頃の方々が明瀬も含め異常に濃くなってしまったのは仕方が無いことだったかもしれません。
最近でもあれはどこどこで再放送したやつだとか、あそこの音が飛んでいるから多分あれだとか…。完全版が普通の今になって話すのは、ぼろぼろの再放送のビデオの話ばかり。今の若いもんと違って俺達の見方は…とか言うに至っては、もうすっかりおじさんです。
その頃にとことん好きだった方の多くは、本当に本職のライターになってしまったりしている訳でして、好きこそもののなんとやらで、飯のタネになっているのですから、まあそれはそれでよかったのではと思います。
また、その頃の知識がなければ、多分今のDVDや本なども短期間に発売することは不可能でしょう。弊害としては過去のものを知りすぎた故に新しいものに見向きもしない一部の方々を生んでしまったのも事実です。
「だって、いまのはつまらないんだもの。」 製作者としては、誠に遺憾に存じます。 そう言われない様にがんばるしかないと明瀬は強引に考えた。
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