基本設定

以下は、本体:ULTRA2 creator3D及びULTRA60 creator3D、 モニタ:SONY SDM-M81使用時の設定である。 ハードウェアが絡む設定は注意!


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余計なサービスを止める
inetd.confを編集し停止したいサービスをコメントアウトする。sendmailも 止めたかったので/etc/rc2.d/S88sendmailを/etc/rc2.d/_S88sendmail等に リネーム。(top)


解像度の設定
Sun純正等のセンスラインの付いたモニタならそのモニタに適切な解像度に 自動設定されるらしいが、
#ffbconfig -res 1280x1024x67
を実行し、所有モニタに最適な1280x1024[pixel]、 リフレッシュレート67[Hz]に変更。(top)


カラークラス
デフォルトdepthは8[bit]で、ちと寂しいので、 /usr/dt/config/Xserversを編集、

	:0   Local local_uid@console root /usr/openwin/bin/Xsun :0 -nobanner -dev /dev/fb defclass TrueColor defdepth 24
	
つまり、
-dev /dev/fb defclass TrueColor defdepth 24
を追加し、 24[bit]をデフォルトに。(top)


UFS logging
システムクラッシュや突然の停電等で電源断されたときや、 大容量でファイル数の多いパーティションのfsckには時間が掛かる。 時間が掛かるだけならまだ良いが、ファイルを失うこともある。 これを有効にしておくと、ファイルシステムの変更が非同期で適応されるので 不完全なファイル変更が破棄されるだけで、ファイル自体を失うことは 無いらしい。 /etc/vfstab中、loggingを適用したいファイルシステムの最後のカラムを
-
から
logging
に変更しシステムを再起動すればよい。

インストール直後のvfstab例


logging適用後のvfstab例
(top)


NTPの設定
クライアントになるだけなら簡単で、/etc/inet/ntp.confを作成し、

	    server サーバ名
	    driftfile /var/ntp/ntp.drift
	    statsdir /var/ntp/ntpstats
	
を記述し、
#/etc/init.d/xntpd start
するだけ。次回OS起動時からは自動起動してくれる。 (top)


SSHの設定
Solaris9からは、SSHが標準で附属するようになったので多くを望まなければ、 例えは、最新でなければイヤとか、Firewallの内側なのでそんなにセキュリティに こだわらない、という場合はインストールの手間が省ける。
X11 port forwarding
デフォルトではX11 forwardingしてくれないので、/etc/ssh/ssh_configの ForwardX11をyesに設定。
/etc/ssh/sshd_configのX11Forwardingをyesに、 X11DisplayOffsetを10に設定。
password入力を省略
Firewallの外側では、お薦めできないが、ネットワーク上の他ホストのテープ装置に バックアップしたい時とか、PVM等で並列計算したい時等、sshでpassword入力を 省略したい時の話。
まず、自ホストで、ssh-keygenを実行する。

	    $ ssh-keygen
	    Enter file in which to save the key(/export/home/some-user/.ssh/id_rsa): 
	    Generating public/private rsa key pair.
	    Enter passphrase(empty for no passphrase):
	    Enter same passphrase again:
	    Your identification has been saved in /export/home/some-user/.ssh/id_rsa.
	    Your public key has been saved in /export/home/some-user/.ssh/id_rsa.pub.
	    The key fingerprint is:
	    md5 1024 eb:d3:4b:6c:ea:0d:37:94:71:07:52:59:48:18:0d:c1 some-user@some.domain
	
passphraseの入力を促すプロンプトには、何も入力せず、キーのみ入力する。 ここで生成された、/export/home/some-user/.ssh/id_rsa.pubつまり ~/.ssh/id_rsa.pubをpassword無しでloginしたいサーバの ~/.ssh/authorized_keysに、追加(無ければ新規作成)してやれば良い。
(top)



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Last modified: Sun Aug 15 10:05:31 JST 2004